ルノー・ジャポンは、独ニュルブルクリンクで今年6月、量販FF車最速ラップを記録した『メガーヌ ルノー・スポール トロフィーR』を、日本に導入すると発表した。
併せて、同車のベースとなった『メガーヌ ルノー・スポール トロフィー』、『メガーヌ ルノー・スポール トロフィーS』も導入。3モデルは、台数限定で来年早春の発売を予定している。
メガーヌ ルノー・スポールは、モータースポーツで培われたノウハウを取り入れたレーシングカー直系のスポーツモデル。トロフィーは、シャシーカップをベースに、アクラポビッチマフラー装着などで、2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをパワーアップ。最大出力275ps、最大トルク360N・mを発生する。5000回転以上でのトルクの落ち込みを抑えるようチューニングし、コーナリングスピードを高めている。
トロフィーSは、トロフィーにオーリンズ製1ウェイアジャスタブルフロントダンパー、スピードライン製19インチブラックアロイホイール、そしてミシュラン パイロットスポーツ カップ2を採用したモデル。
トロフィーRは、トロフィーSにコンポジットフロントスプリング、スピードライン製19インチレッドアロイホイールを採用し、さらに軽量化のために2シーターとしたモデル。独ニュルブルクリンクサーキットで、量販FF車最速となる7分54秒36を記録し、その速さを証明している。
価格はトロフィーが426万円、トロフィーSが477万円、トロフィーRが499万円。限定台数はトロフィーが90台、トロフィーS/Rが各60台。