フランスの自動車大手、ルノーの韓国子会社、ルノーサムスンは9月26日、韓国製の日産『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)の北米への輸出を開始した。
ルノーサムスンと日産自動車は2013年9月、ルノーサムスンが2014年後半から、韓国の釜山工場で新型ローグの生産を開始することで合意。今回、この合意が実行に移され、ルノーサムスン製の日産ローグが、北米へ初輸出されている。
ルノーサムスンの釜山工場では、新型ローグを年間およそ8万台生産する計画。今後5年間、生産を行う。ルノーサムスンによる日産ローグの生産は、ルノーサムスンの経営再建策の一環。
今回、北米に輸出されたローグは、4000台。10月から、米国とカナダで販売される予定。
北米日産のピエール・ロアン副社長は、「北米でのローグの不足分を補うことができる。これは、ルノー日産アライアンスの強固なウィンウィンを示す好例」と述べている。