ホンダは17日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて、コレクションホール所蔵マシンの走行確認テストを行った。
『RC142』は1959年、イギリスのマン島TTレースに初参戦したときの車両。当初は『RC141』として125cc2気筒DOHC2バルブエンジンを搭載し、外国勢に戦いを挑んだが、パワー差を少しでも埋めるため現地で4バルブ化、RC142としてレースに臨んだという逸話を持つ。
RC142は決勝で6位、7位、11位と完走し、ホンダはチーム賞を獲得。同時にエントリーしたRC141も8位でゴールした。6位入賞の谷口尚己は日本人初の世界GP入賞ライダーとなった。