トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は9月8日、『タンドラ』の2015年モデルを米国で発表した。
タンドラは、トヨタの北米専用フルサイズピックアップトラック。フォードモーターの『F-150』、GMのシボレー『シルバラード』、クライスラーグループの『ラム』などと競合する。現行タンドラは2006年、シカゴモーターショー06でデビュー。それから7年を経た2013年2月の同ショーで、初の大幅改良を受けた2014年モデルを発表している。
2015年モデルでは、内外装の変更点は少ない。大きな変更と言えるのは、エンジンラインナップの整理。V型6気筒を廃止し、V型8気筒に一本化した。
2014年モデルまでの搭載エンジンは、3種類のガソリン。4.0リットルV型6気筒は、最大出力270ps、最大トルク38.4kgm。4.6リットルV型8気筒は、最大出力310ps、最大トルク45.2kgm。5.7リットルV型8気筒は、最大出力381ps、最大トルク55.4kgmを引き出す。
2015年モデルでは、4.6リットルV型8気筒と、5.7リットルV型8気筒の2種類のV8のみに。米国トヨタ販売はその理由を明らかにしていないが、米国ではフルサイズピックアップトラックのエンジンは、V8が好まれる傾向があるためと推測される。