マセラティ・ジャパンはマセラティ創業100周年記念イベントの一環として、東京~京都を結ぶ“100周年記念リレー、マセラティ百年道中”を開催した。
このリレープログラムは、江戸時代初期より幕末に至るまで続いた、“御茶壷道中”と、“東海道五十三次”からヒントを得て、開催されたものだ。
7月23日に、奉納品を携え増上寺(東京都港区)をスタート。途中マセラティ浜松を経由し、京都の清水寺にゴールした。24日には、奉納品を清水寺へ奉納し、その後ガラコンサートを開催し終了というスケジュールだ。
リレーでは、東京から浜松まではマセラティ『ボーラ』が、そこからは、『スパイダー90th アニバーサリー』が奉納品を運び、その前後は最新のマセラティが走行した。
奉納品は、100 周年のマセラティロゴをあしらった桐箱に、黒と朱の対になった、本漆塗の利休棗(なつめ/茶器)と、棗を包む仕覆(しふく)が収められ、マセラティ浜松で、茶葉を詰め、京都で奉納となった。
奉納は、“清水の舞台”にて実施。その後のガラコンサートでは、プッチーニ作曲イタリアオペラの名作、「蝶々夫人」のハイライトを上演。“ボローニャ歌劇場フィルハーモニー”で日本初の芸術監督に就任したマエストロ吉田裕史氏を迎え、小編成のオーケストラをバックに華麗な歌声が荘厳な寺社内に流れ、招待客から大きな拍手が贈られた。