【マレーシア航空17便 撃墜事件】親露派がミサイル誤射か…298人が絶望的

オランダ・アムステルダムを出発しクアラルンプール(KL)に向っていたマレーシア航空(MAS)MH17便(ボーイングB777-200型機)が、現地時間午後2時15分(マレーシア時間・17日午後10時半)、ウクライナ東部を飛行中に墜落した。

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オランダ・アムステルダムを出発しクアラルンプール(KL)に向っていたマレーシア航空(MAS)MH17便(ボーイングB777-200型機)が、現地時間午後2時15分(マレーシア時間・17日午後10時半)、ウクライナ東部を飛行中に墜落した。

地対空ミサイルの攻撃を受けたとみられ、乗客乗員298人は絶望視されている。

墜落現場は、ウクライナとロシアの分離独立をめぐる紛争が続いている危険エリアで、過去にも航空機が撃墜された事件が起きていることからみて、親ロシア勢力がウクライナ軍から強奪したミサイルの誤射を受けたとみられる。

国際航空運送協会(IATA)によると、MH17便が撃墜された場所は飛行禁止区域ではなかった。ただ豪カンタス航空や大韓航空などは、あらかじめ危険を避けるために迂回ルートをとっていたという。ウクライナ政府は、MH17便墜落事件を受けて東部を飛行禁止区域に指定。MASも即日欧州路線の飛行コースを変更した。

伊藤 祐介

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