米国の自動車大手、フォードモーターは北米市場において、約10万1000台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、異なる6種類の不具合によるもの。6種類の中でも最大の台数となるのが、ハーフシャフトと呼ばれる部品の不具合。フォードモーターによると、右側のハーフシャフトの組み付けに問題があり、走行中に外れる可能性があるという。
なお、ハーフシャフトが外れると、車両は走行不能に。事故のリスクが高まるとしている。
北米でリコールの対象となるのは、フォード『トーラス』およびリンカーン『MKS』の2013-2014年モデル、フォード『フレックス』およびリンカーン『MKT』の2013-2014年モデル、フォード『エッジ』の2012-2014モデルなど。北米で販売された約9万2000台がリコールに該当する。
この他、5件の不具合によるリコールが、約9000台。6件の不具合により、北米で合計約10万1000台のリコールを行う。