ホンダ「迅速に対応進める」…フィットHV 4度目のリコールで

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ホンダは7月10日に国土交通省に『フィット』と『ヴェゼル』のハイブリット車(HV)を対象にしたリコールを届け出た。国内向けに販売した17万5356台が対象で、エンジン制御コンピュータのプログラムを書き換える措置を行う。

フィットHVは2013年9月の発売から4度目のリコールとなるため、ホンダ広報部は同日、都内で報道関係者向けの説明会を開いた。過去3回はDCT(デュアルクラッチトランスミッション)に関する不具合だったが、今回はエンジン制御のプログラムに関するものとなった。

リコールとともに、同プログラムに関するサービスキャンペーンも同時実施する。ディーラーでの対策処置は1.5時間程度という。広報部によると、3度目までに問題となったDCTに関しては「不具合は直っている」とし、再発の可能性は極めて低いとの見方を示した。

また、3回目までは『ヴェゼル』HVと合わせて8万1353台が対象になったが、すでに99.7%が対策を終えた。今回のリコール等についても「販売店とともに迅速に対応させていただきたい」(広報部)としている。

《池原照雄》

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