6月上旬、英国の「マン島TTレース」と同じコースを走行し、市販四輪車による最速ラップを打ち立てた新型スバル『WRX STI』。その全走行を収めたオンボード映像が、ネット上で公開された。
この映像は6月27日、スバルが公式サイトを通じて配信したもの。『Subaru WRX STI Isle of Man: Flat Out - The Full Lap』と題された、22分に及ぶ映像だ。
マン島TTレースは、英国で毎年開催される伝統の公道二輪レース。このコースで新型WRX STIをドライブしたのは、英国の元ラリーチャンピオン、マーク・ビギンズ選手。
2011年、同選手はマン島の一周60.8kmの公道を、いかに早く走り切るかに挑戦し、同じく当時の『インプレッサWRX STI』で、19分56秒7という市販四輪車の最速記録を打ち立てた。そして、今回の記録は19分26秒。2011年の19分56秒7を、30秒短縮する新記録を達成した。
平均車速は、実に186.7km/h。迫力のオンボード映像は6月27日の公開以来、早くも再生回数が50万回に迫っている。