復興の“今”とモビリティの楽しさを知る、ミヤギポークラン開催…7/30~8/3

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ミヤギ ポークラン
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  • ミヤギ ポークラン アプリイメージ
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7月2日、ホンダ青山本社にて復興支援イベント「MIYAGI POKERUN(ミヤギ ポークラン)」のイベント説明会が行われた。

ミヤギ ポークランとは、東日本大震災で被害を受けた被災地をスタンプラリー形式で周り、テレビなどではなかなか取り上げられない復興の”今”を体験するイベント。

イベントを主催する東北国際フィルム&アートフェスティバル協会代表の嘉村康祐氏は「ミヤギ ポークランはモビリティの楽しさを感じながら宮城県全域を回遊するイベント。普段なかなか復興の“今”を知る機会がないなか、実際に巡ってみると、まだまだこれから長い時間をかけて復興を進めていかないといけないと強く感じる。このイベントがきっかけで現地の人やものに触れ合い、新たな東北の魅力を感じ、また来たいと思ってもらえるイベントにしていきたい」と述べた。

イベントでは、スマートフォン用専用アプリ「MIYAGI POKERUN」を利用しながら宮城県内に設けられたチェックポイントを巡る。チェックインすると配信されるトランプを5枚以上集めてポーカーのように手札を揃え、手札の強さによりポイントが付与される仕組みだ。本イベントには、自動車メーカーのホンダが協力し、同社のテレマティクス技術がアプリに応用されている。

ゲーム性をより強めるために、チェックポイントでは様々なミッションも用意されている。アプリ上で表示される各ミッションをクリアすると、ポイントの加算や、手札を5枚以上保有する機能が追加される。また、期間中は本イベントに協力するリバースプロジェクト代表の亀石太夏匡氏が“ジョーカー”としてイベントに参加。亀石氏からジョーカーカードを貰うこともでき、約70箇所用意されたチェックポイントのうち最低5箇所回れば手札は揃うが、様々な機能を活用することが上位入賞のカギとなる。

獲得したポイントは最終日の8月3日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催される音楽ライブイベントにてランキングを発表。上位者には商品も用意されている。アプリは無料でダウンロードできるが、最終日のライブイベントとランキングに参加するには別途チケットの購入が必要となる。

リバースプロジェクトは、俳優・映画監督の伊勢谷友介氏が共同代表を務めており、説明会に参加した亀石氏は「伊勢谷と私は、震災後現地に入って見たときの光景が忘れられず、支援活動を10年は続けていこうということを誓いました。しかし、震災から3年が経ち、残念ながら多くの人に復興や支援といった言葉が響きづらくなっているというのが現状です。ただ多くの人と意見を交わすと目的があったら是非行ってみたいという意見が非常に多い。そこでもっと気軽に現地に行くことが支援に繋がるのではないかと考え、このイベントが若い人たちの希望に繋がるプロジェクトになってほしい」と想いを述べる。

イベントは5日間開催されるが、アプリ上にはモデルコースも多数用意されており、1日だけ、初日と最終日だけの参加など、それぞれのプランに会わせて気軽に参加できる点も特徴の1つ。

移動手段にも制限がないので、クルマやバイク、自転車や電車など様々な交通手段を用いて、沿岸部の気仙沼市や石巻市、山間部の鳴子温泉や蔵王町に設けられたチェックポイントに足を伸ばすことも可能だ。移動手段がない人のために当日は無料のシャトルバスも用意される予定である。

《橋本 隆志》

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