フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンと、東風汽車の中国合弁、東風プジョーシトロエン(DPCA)は7月2日、中国に4番目の工場を建設すると発表した。
新工場は、四川省の成都市に位置し、2014年後半から建設工事を開始する予定。2016年後半に稼働させる計画で、年産能力は年間30万台を見込む。
生産車種は、プジョーとシトロエンの両ブランド。SUVとMPVの専用工場となる。
現在、東風プジョーシトロエンの中国3工場では、2シフト制を導入し、年間75万台の生産能力を持つ。4番目の新工場が稼働する2016年には、東風プジョーシトロエンの中国生産能力は、100万台以上へ引き上げられる。
東風プジョーシトロエンの2014年の中国販売目標は、65万台以上。3月下旬には、PSAプジョーシトロエンと東風汽車は、2020年までに150万台を販売することを内容とした戦略的提携を締結している。