ホンダの米国法人、アメリカンホンダは6月25日、グーグル(Google)の「アンドロイド・オート」(Android Auto)を2015年、市販車に採用すると発表した。
アンドロイド・オートは、グーグルが開発した車載端末用ソフトウエアの最新バージョン。ステアリングホイールのスイッチを使って、スマートフォンなどの端末のアプリを操作できる。また、音声入力コマンドにも対応。走行中でも、ナビゲーション、通話、音楽再生などを、安全に操作できる。
6月25日、グーグルは米国サンフランシスコで開催した年次開発者会議、「グーグル I/O」で、アンドロイド・オートを初公開。会場には、アメリカンホンダが『シビック』のデモカーを展示し、アンドロイド・オートの機能を紹介した。
アンドロイド対応のスマートフォンを、車両側のUSBポートにケーブルで接続。スマートフォンのコンテンツが、ダッシュボード中央のモニターに表示でき、ステアリングホイールのスイッチで操作を行う。
アメリカンホンダは2015年、一部のホンダ車とアキュラ車に、アンドロイド・オートを採用する計画。搭載車種などの詳細について、アメリカンホンダは、「2014年内に明らかにする」と説明している。