日本財務省とマレーシア税関、AEO制度で相互承認

日本の財務省税関局とマレーシア税関は認定事業者(AEO)制度を相互に承認することで合意した。

エマージング・マーケット 東南アジア

日本の財務省税関局とマレーシア税関は認定事業者(AEO)制度を相互に承認することで合意した。

本合意により、日本、マレーシア間のAEO事業者による輸出入貨物の通関手続の円滑化が一層促進されることが見込まれている。

AEO制度とは、貨物のセキュリティ管理と法的遵守の体制が整備された事業者に対して、迅速化・簡素化された税関手続きを利用することを認める仕組み。AEO制度は国際貿易における安全確保と円滑化の両方を図るための制度として、世界税関機構の基準の枠組みに沿って、各国の税関当局が取り組んでいる施策。日本においても輸出入者、通関事業者を対象としてAEO制度を整備している。

マレーシアとの相互承認は日本にとり、7番目の相互承認となる。東南アジア諸国連合(ASEAN)域内ではシンガポールに続き2番目となる。

広瀬やよい

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