全日本学生フォーミュラ開催へ…即戦力の技術者育成、自動車メーカーは歓迎

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上智大学のフォーミュラカー SR13
  • 上智大学のフォーミュラカー SR13
  • 左寄り千葉大学、上智大学、横浜国立大学
  • 第12回 学生フォーミュラ大会 プレス発表会
  • 自動車技術会 窪塚孝雄大会副委員長
  • 本田技術研究所 小林正朋大会実行委員長
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公益社団法人自動車技術会は30日、「第12回全日本学生フォーミュラ大会」の概要を発表した。今年は全国から96のチームが参戦。車両コスト、燃費性能、加速性、旋回性などの観点からポイント制で争われる。

大会副委員長を努める、自動車技術会の窪塚孝雄氏は「本大会は2005年の初開催以来、述べ600チーム、約1万人の学生が参加してきている。初開催時は約17チームの参加であったが、回を重ねるごとに注目を浴び、現在は約170社からのサポートを受けるまでになった。本大会出場者が自動車関連企業に就職し、活躍しているため、今後、大会の注目度もあがるだろう」と述べる。

続けて「若者のクルマ離れや、ゆとり教育によるものづくりへの興味低下が進む昨今、本大会や、小学生を対象とした“キッズエンジニア2014(7月25、26日にパシフィコ横浜で開催)”などのイベントを通し、ものづくりに対する興味、そして将来の自動車エンジニア育成に寄与したい」と語った。

発表会には、横浜国立大学、上智大学、千葉大学のチーム代表者が出席、昨年までの取り組みや、今年の意気込みを発表した。なかでも千葉大学は昨年の大会で、走行中にエンジントラブルでリタイアし総合47位という結果に終わっているため、その巻き返しを図る。

このほか、横浜国立大学は600cc・4気筒エンジンを搭載し、ハイパワーで勝負。上智大学は、フルカーボンモノコックボディに450cc単気筒ターボエンジンを搭載し、軽量さで勝負など各チームそれぞれユニークなマシンづくりでトップを目指す。

本大会実行委員長を務める、本田技術研究所の小林正朋氏は「自動車づくりの基礎、そして応用を実践しながら学べるため、メーカー側はチームメンバーを即戦力の人材と見ている。大会開催は学生側だけではなく、メーカー側にも大きなメリットがある」とコメントした。
《阿部哲也》

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