南海、今夏も極楽橋駅に「風鈴トンネル」設置

鉄道 企業動向
南海は今夏も極楽橋駅の「風鈴トンネル」を実施。約500個の風鈴を通路天井からぶら下げる。
  • 南海は今夏も極楽橋駅の「風鈴トンネル」を実施。約500個の風鈴を通路天井からぶら下げる。
  • ケーブルカー山上の高野山駅では週末とお盆期間に限り駅員が作務衣を着用して利用者を出迎える。

南海電気鉄道は7月1日から、高野線の終点・極楽橋駅(和歌山県高野町)に「風鈴トンネル」を設置する。

極楽橋駅の改札口付近からケーブルカーの乗車口まで、通路の天井に約500個の風鈴をつり下げ、南海沿線の小学生・幼稚園児らがデザインした短冊で飾る。設置期間は7月1日から8月31日までで、短冊は約2週間ごとに交換する予定。8月17日までは極楽橋駅の駅務室出入口付近に短冊記入台を設置し、利用者にも願い事などを記入してもらえるようにする。

また、ケーブルカー山上の高野山駅では、7月5日~9月28日の土曜・休日と8月13~15日に限り、高野山内の僧侶などが労働する際に着る作務衣(さむえ)を駅員全員が着用し、利用者を案内する。

駅員の作務衣着用は夏の恒例行事となっており、今年で通算8回目。風鈴トンネルは前年に続き2回目となる。南海電鉄は「平野部より気温が低い霊場・高野山で“涼”を感じてください」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集