フィアット 500アバルト、6速AT車の生産開始…メキシコ工場

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米国仕様の500アバルト
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フィアットの米国法人で、クライスラーグループ傘下のフィアットブランド・ノースアメリカは6月23日、メキシコ工場において、フィアット『500アバルト』と『アバルトカブリオ』の6速AT車の生産を開始した。

フィアットブランド・ノースアメリカは2014年4月、ニューヨークモーターショー14において、フィアット『500』シリーズの2015年モデルを発表。インテリアを中心にアップデート。ドライバー正面のメーター内に、7インチの液晶モニターが追加された。速度、燃料残、エコインジケーターなど、ドライバーに必要な情報を分かりやすく表示する。

また、センターコンソールのデザインも変更。新たにUSBポートが追加され、カップホルダーの形状も見直された。Bluetoothのストリーミングオーディオへの対応が図られたのも、2015年モデルの特徴。

また、2015年モデルでは、500アバルトとアバルトカブリオに、6速ATを新設定。米国仕様の両車に、6速ATが用意されるのは初めて。幅広い顧客の獲得を目指すための6速ATの設定だ。

6月23日、メキシコ工場では、500アバルトとアバルトカブリオの6速AT車の生産を開始。この6速ATはアバルト用に専用チューンが施されており、1.4リットル直列4気筒「マルチエアターボ」エンジン(最大出力157ps、最大トルク25.3kgm)との組み合わせで、優れたパフォーマンスを引き出すとしている。

《森脇稔》

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