ボルボ・カー・ジャパンの正規ディーラーである東邦オートは、6月13日よりボルボ・カー・港南台(神奈川県横浜市)の営業を開始。この店舗は、最新のボルボショールームCI“VRE(ボルボリテールエクスペリエンス)”を全面採用した、新築店舗としては関東初となるショールームだ。
ボルボ・カー・ジャパンネットワークビジネス開発部ネットワーク・能力開発グループコーディネーターの小川由行さんによると、VREを採用した店舗の外観について、「寒い北欧の冬に、窓から家の中を見るととても暖かいイメージだ。そこで、ショールームの外観は、冬の北欧を感じさせる、アイスキューブ、非常に冷たいイメージを表現している」と述べる。
具体的には、「あえて、外見を冷たく演出をするために、全面ガラス張りで、一部に磨りガラス調も採用して、白いイメージを表している」と説明。
そして、室内の暖かさを感じさせるために、普通のショールームと決定的に違うデザインにした。それは、「外から中が見えない部分があるということだ」という。
通常は、ショールーム内部の隅々まで外からでも見渡せるものだが、VREを採用したボルボショールームは、「“ショップウインドウ”と呼ぶ、ガラス面の一部分からのみ内部が見えるようにしている」と話す。それにより、「この窓から見えるショールームの内部が、暖かく感じられる演出なのだ」という。
このVREは、前述のとおり、既存のショールームにはない新規性がある。そこで小川さんは、「この新しい建物は何だろう、ショールームっぽくないなという印象から、興味を持ってもらうこと」。そして、そこから来店誘因につながることへの期待を語った。