近鉄15200系復刻塗装車、湯の山線・鈴鹿線ツアー7月実施

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15200系「あおぞらII」の復刻塗装車。7月19日に同車を使用した湯の山線・鈴鹿線入線ツアーが行われる。鈴鹿線への入線は今回が初めて。
  • 15200系「あおぞらII」の復刻塗装車。7月19日に同車を使用した湯の山線・鈴鹿線入線ツアーが行われる。鈴鹿線への入線は今回が初めて。
  • 初代「あおぞら」の20100系。修学旅行を中心とした団体列車用として開発された。全2階建ての編成が特徴だった。

近畿日本鉄道(近鉄)は7月19日、「15200系あおぞらII復刻版 湯の山線・鈴鹿線入線ツアー」を実施する。2013年8月に実施した、18400系「あおぞらII」鈴鹿線ツアーに続く企画。今回は復刻塗装車の15200系「あおぞらII」を使用する。同車が鈴鹿線に入線するのは初めて。

15200系「あおぞらII」は、団体専用車両「あおぞらII」の補充車両として2013年7月に投入。1962年から1989年まで運用された2階建て団体専用車20100系「あおぞら」の復刻塗装を施している。

今回の行程は近鉄名古屋駅を9時35分頃に発車。湯の山線と鈴鹿線に入線し、16時18分頃に近鉄名古屋駅に戻る日帰りツアーとなる。途中、近鉄四日市・伊勢若松・白子各駅では普段見られない入替運転を実施。乗車したまま入替運転を体験するか、またはホームから入替運転シーンの撮影を行うことができる。

途中の伊勢松本駅で普通列車に乗り換え、湯の山線の湯の山温泉駅に先行することも可能だ。その場合、停車中の納涼ビール特急『湯の山温泉サマーライナー』と「あおぞらII」の到着シーンを撮影することができる。また、今回初入線となる鈴鹿線は2往復する。

旅行代金は大人8700円・子供6700円。参加者120人を募集している。

《草町義和》

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