JAL、国際線貨物の燃油サーチャージを7月から引き下げ、国際線旅客は据え置き

航空 企業動向

日本航空(JAL)は、7月1日から適用となる日本発国際貨物燃油サーチャージを引き下げると発表した。

基準となる2014年5月のジェット燃料の平均価格が1バレルあたり119.97米ドルであったことから、燃油指標価格を「115.00以上120.00未満」に適用条件が変更となる。サーチャージ額は米州・欧州など遠距離路線が1kgあたり7円引き下げて115円、アジア遠距離路線が6円引き下げて93円、アジア近距離路線が5円引き下げて73円となる。

JALは、2009年度から「シンガポールで取引されるジェット燃油価格」の前々月の平均値を燃油指標価格として、日本発国際貨物燃油サーチャージを毎月見直している。

一方、8月から9月に発券される国際線旅客の燃油サーチャージは据え置く。基準となる4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均が1バレルあたり120.26米ドルでゾーンGと現在と同じ水準なため。

《レスポンス編集部》

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