京阪13000系、本線でも営業運転開始…5月30日から

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京阪電鉄の13000系2次車。4月から4両編成1本が交野線・宇治線で営業運転を開始しており、5月30日からは7両編成1本が本線で営業運転を開始する。
  • 京阪電鉄の13000系2次車。4月から4両編成1本が交野線・宇治線で営業運転を開始しており、5月30日からは7両編成1本が本線で営業運転を開始する。
  • 2次車の車内照明はLEDを採用。電力消費量は1次車に比べ約53%の削減を実現する。
  • ヘッドライトもLED化。1次車のヘッドライトに比べ約78%の電力消費量削減を実現する。

京阪電気鉄道は5月28日、現在は交野線・宇治線で運用している13000系について、5月30日から京阪本線で営業運転を開始すると発表した。同車はイベント列車として本線を走行したことはあるが、本格的に営業運転するのはこれが初めてになる。

13000系は2012年に登場した京阪電鉄の新型車両。1次車として20両(4両編成5本)が製造され、交野線と宇治線で運用されている。今年に入ってからは改良を加えた2次車が登場しており、4月7日から4両編成1本が営業運転を開始。さらに7両編成1本もこのほど完成し、5月30日から本線での営業運転を開始することになった。

2次車は車内照明と前部標識灯(ヘッドライト)に発光ダイオード(LED)を採用し、電力消費量は1次車に比べ車内照明で約53%、ヘッドライトで約78%の削減を実現する。また、バリアフリー対応としてドア開閉をチャイム音で知らせるドアチャイムを導入した。

7両編成の2次車は今後も1本増備され、7月末から本線での営業運転を予定している。

《草町義和》

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