名鉄と近鉄を1枚の定期で…連絡IC定期券、9月発売

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名鉄と近鉄は9月から、名古屋駅を接続駅とする両社線の連絡IC定期券を発売する予定と発表。図は連絡IC定期券の発売範囲。名鉄線内の発売範囲は名鉄発売と近鉄発売で異なる
  • 名鉄と近鉄は9月から、名古屋駅を接続駅とする両社線の連絡IC定期券を発売する予定と発表。図は連絡IC定期券の発売範囲。名鉄線内の発売範囲は名鉄発売と近鉄発売で異なる
  • 名鉄と近鉄は9月から、名古屋駅を接続駅とする両社線の連絡IC定期券を発売する予定と発表した。写真は名鉄側連絡範囲の中部国際空港駅。
  • 名鉄と近鉄は9月から、名古屋駅を接続駅とする両社線の連絡IC定期券を発売する予定と発表した。写真は近鉄側連絡範囲の桑名駅。

名古屋鉄道(名鉄)と近畿日本鉄道(近鉄)は5月22日、名古屋駅を接続駅とする連絡IC定期券を9月から発売開始する予定と発表した。両社の路線をまたぐルートを、1枚の定期券で利用できるようになる。

発売するのは通勤定期と通学定期で、期間は1カ月・3カ月・6カ月。名鉄では「manaca」、近鉄では「ICOCA」「KIPS ICOCA」が発売対象カードとなる。運賃は両社の定期運賃を適用する。

連絡IC定期券の発売範囲は、近鉄線内が名古屋線、湯の山線、鈴鹿線、山田線、鳥羽線。名鉄線内の範囲は名鉄発売と近鉄発売で異なり、名鉄で発売する「manaca」の場合は一部(蒲郡線三河鳥羽~蒲郡間、広見線明智~御嵩間と、瀬戸線単独の場合)を除く全線だが、近鉄で発売する「ICOCA」「KIPS ICOCA」の場合は名古屋本線、常滑・空港線、犬山線、津島線となる。

具体的な発売開始日などは決定しだい告知されるという。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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