トヨタ自動車は5月9日、富士重工業の米インディアナ工場(SIA)で2007年より継続してきた『カムリ』の委託生産を、2016年秋に終了すると発表した。
今回の委託生産終了は、両社がそれぞれにとって最適な生産体制を考え、両社で協議を行い、決定したもの。
なお、委託生産終了後、SIAで生産しているカムリは、トヨタの北米ケンタッキー工場で生産していく予定。
トヨタは、2005年10月に富士重工業と業務提携して以来、開発や生産の分野において、互いの経営資源の活用を行ってきた。トヨタとしては、今後も富士重工業と、互いのブランドを尊重しつつ、商品や技術面での協業を継続していく方針。