【北京モーターショー14】GM、中国に新車攻勢…2018年までに60車種以上

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新型シボレークルーズ(中国仕様)
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世界最大の新車市場の中国。フォルクスワーゲングループと首位を争う米国の自動車最大手、GMが、中国市場に新車攻勢をかけることが分かった。

これは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、GMが明らかにしたもの。同社は、「2018年までに、60車種以上の新型車を中国市場に投入する」と発表している。

この60車種には、改良モデルも含まれるが、過去最大規模の新車攻勢といえる。中でもGMが重視するのが、高級車、SUV、MPV、小型車の各カテゴリー。

高級車では、2016年までの間に、毎年少なくとも1車種のキャデラックを中国で発売。また、中国SUV市場は2020年までに、現在の3倍の年間700万台に拡大する見込みであることから、2018年までに11の新型SUVを投入する。

さらに中国MPV市場は、2020年には2013年の2倍の年間280万台に拡大する見込み。GMは中国ベストセラーミニバンのビュイック『GL8』に加えて、他のブランドでもMPV発売を計画する。

小型車については、中国で主力の4ドアセダンの商品ラインナップを強化する方針。2020年に、中国小型セダン市場は、年間1000万台規模へ拡大が予想されることから、ビュイック『エクセル』シリーズの新型車をはじめ、新型シボレー『クルーズ』などを投入していく。

《森脇稔》

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