【北京モーターショー14】プジョー、ミドルクラスセダンの408をワールドプレミア

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プジョーは北京モーターショーのプレスカンファレンスで、中国市場向けの新型車『408』をワールドプレミアした。これは2014年にヨーロッパ・カーオブザイヤーを獲得した『308』のセダンバージョンだ。

408の特徴は2730mmという長大なホイールベース。308より110mmも大きく、現行モデルからは20mm延長されてクラス最大寸法を実現している。セダンの後席レッグルームが重要視される中国市場で、居住性のよさをアピールした。

また1.6リッターのターボエンジンには「STT」と呼ばれるアイドリングストップ機構が備わるほか、LEDヘッドランプなどの先進装備を持つ。

プジョーのマキシム・ピカCEOは、巧みな北京語で「中国はプジョーにとって第2のホームグラウンドだ」と述べ、重要市場として精力的に事業展開することを表明。408のほかには4ドアクーペのコンセプト『EXALT』(イグザルト)と、ラリーマシン『2008DKR』がワールドプレミアされた。

イグザルトは2012年のコンセプトカー『ONYX』 の方向性を発展させたスタイリングを持ち、ONYXと同様にいっさいの表面処理が施されないボディが目を引く。いっぽうリアフェンダー部分は鮫肌に着想を得た表面処理が施されているが、これは空力性能を向上させる目的だという。

2008DKRは車名が示す通り、ダカールラリー参戦車両を予告するもの。カルロス・サインツをエースドライバーに迎え、1990年大会の優勝から25年となる2015年大会に参加することが明らかにされた。ボディからは、レッドブルがメインスポンサーとなることも理解できる。

カンファレンスではこのほか『2008』の中国導入や『3008』『508』の2014年モデルなどが発表された。

《古庄 速人》

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