19日、独フォルクスワーゲンは、グループ全体(アウディなど傘下ブランド含む)の2014年の中国新車販売台数を350万台に目標を掲げた。同グループは2013年に300万台を初めて超え327万台となり、2014年はさらに上を目指すことになる。
20日開幕する北京モーターショーを前に開催された「フォルクスワーゲングループナイト」の会場では、『e-up!』、『e-ゴルフ』、『パナメーラS Eハイブリッド』、『A3スポーツバック e-TRON』、『ゴルフ GTE』など、環境車を一同に展示、2018年まで新型車開発に180億ユーロを投入して、電動化車両の導入拡大を目指すという。
VWのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、中国市場に既に投入しているポルシェ『パナメーラS Eハイブリッド』、来年にはアウディ『A3 Eトロン』、VW『ゴルフGTE』などを投入、2016年にはアウディ『A6』とVWの中型セダン、プラグインハイブリッド、2モデルを導入することを明らかにした。
また、ヴィンターコルンCEOは「これらの車は非常に効率的かつ環境に優しいことに加え、ドライブする楽しさを提供する。フォルクスワーゲングループでは、小型車、大型サルーン、純粋な電気自動車からプラグインハイブリッドまで、我々のモデルのほぼすべての車を電化することが可能」と述べた。