レクサスは4月11日、新型車の『NX』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する北京モーターショー14でワールドプレミアされる。
レクサスNXは、2013年9月のフランクフルトモーターショー13に出品されたコンセプトカー、『LF-NX』の市販バージョン。『RX』の下に位置するレクサス初の小型クロスオーバー車となる。
開発のテーマは、「プレミアム・アーバン・スポーツギア」。高性能さとクールさが、デザイン上で融合した「スポーツギア」として、都市ユースにも合った環境時代のSUVを顧客に提案していく。
外観は、アグレッシブなスタイリングが特徴。L字型に発光する先進的な3眼フルLEDヘッドランプが、レクサス独自の個性を強調する。美しさとスポーティさを追求したLEDのL字型リアコンビネーションランプと、立体の流れにスピンドル形状のテーマを採用したリアビューは、力強いスタンスを演出するための手法。
室内は、ダッシュボードに金属を削り出したような質感のセンタークラスターフレームを採用。身体を支える革調ニーパッドとの組み合わせにより、SUVらしい骨格の力強さと、素材の対比による洗練された質感を両立させた。
また、センタークラスターに操作系を集約。直観的操作の実現を目指したタッチパッドを採用した新型リモートタッチも装備した。スマートフォンなどを、センターコンソールボックス内に設置したトレイに置くだけで充電可能な「おくだけ充電」も導入している。
なお、北京モーターショー14には、新開発2.0リットルターボエンジンの「NX200t」と、2.5リットルのハイブリッドの「NX300h」を展示する。