熊本電気鉄道は3月14日、藤崎宮前11時55分発の列車から、ラッピング車「くまモン電車」の営業運用を始めた。
「くまモン電車」は、6000系電車2両編成1本(6221A+6228A号)の車体を熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」で装飾したラッピング車。車内の座席柄は熊本にちなみ、馬や辛子れんこん、加藤家の家紋である蛇の目紋や桔梗紋などをデザインした。
また、ラッピング車としての営業運行開始にあわせ、川崎重工が開発したCFRP台車「efWING(イーエフ・ウィング)」を装着した。efWINGを営業運行で用いるのは、熊本電鉄が世界で初めてになる。
熊本電鉄は、「(世界初採用の台車は)ホーム上からではなかなか見えにくい車輪の部分ですので、新しい台車を装着した電車ですよと分かりやすくするため」ラッピングを施したとしている。
(熊本電鉄が公開した出発式の動画)