【三菱 eKスペース 発売】デリカ D:5 をイメージしたカスタムのフロントフェイス

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三菱自動車は2月13日、新型eKシリーズ第2弾となるスーパーハイトワゴン『eKスペース』を発売した。その商品コンセプトは“楽・空・感”で、それはそのままデザインコンセプトにもつながっているという。

三菱デザイン本部デザイン部エキスパート(デザイン担当)の吉田充宏さんによると、このコンセプトをもとに、デザインでも広さ感を具現化した。

さらに、「このセグメントでは最後発なので、他社にないスタイリングを実現しようと、日産と協業でデザインもスタートした。他社は箱っぽいデザインが多いので、こちらは少し動きを持たせてスタイリッシュにしようとデザインしている」と話す。

eKスペースのデザインの特徴を具体的に挙げると、サイドの2本のキャラクターラインが効果的だと吉田さん。「これは、『eKワゴン』でもトリプルアロウズラインというキャラクターラインを使ってマッシブさを表現しているのと同様に、この2本のキャラクターラインで同じ方向性を目指している」とし、「このクルマは背が非常に高いので、その高さを支えるためのボディをしっかりとデザインしようとした結果だ」という。

三菱eKスペースと、日産『デイズルークス』は、『eKワゴン』や『デイズ』と同様に、NMKV(日産と三菱の合弁会社で商品企画・開発を行っている)によって企画・開発がすすめられた。

日産との差別化について吉田さんは、「主にフロントマスクだ」と説明。三菱では、「三菱のスペース系の代名詞『デリカ』の流れをくんだ軽自動車で、(デリカと)同じ思想を持って作ったというイメージを持たせるべく、カスタムはデザインされている」と説明。

標準車は、「購入ユーザーはママさんが多いかなと考えると、ヘッドランプとグリルを融合させ、上品な感じ。それも、(値段が)高そうということではなく、お洒落な感じや、都会的な感じにデザインしている」という。具体的には「グリルのメッキを細くして、光沢のあるブラックでデザインしたことなどだ。いかにもと感じさせないところが良いかなと思う」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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