【デリーモーターショー14】インドを疾駆するサラブレッドの予感…TVS ドラケンX21

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TVS ドラケンX21(デリーモーターショー14)
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2月5日よりインド・グレーターノイダで開催中の「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)。TVSは2台のコンセプトモデルを公開した。スクーターの『グラファイト』と、250ccシングルスポーツの『ドラケンX21』だ。

TVSはかつてスズキと提携を結び、技術支援を受けながら成長したバンガロールのオートバイメーカー。現在は自社でR&Dができる施設を整えヒーロー、バジャジに次ぐインド第三のブランドに成長している。

そのTVSが、次世代ラインナップのためのスタディとして製作したコンセプトモデルがドラケンX21だ。スタイリングや設計など、開発作業のすべてを社内チームが手がけた純血種、サラブレッドだという。

現行モデルのアパッチRTRが備えるデザイン言語をベースにしながら、パワートレインが車体の視覚的な中心となるようプロポーションを構成。タンク両端のシュラウドをウェッジシェイプにすることで、停まっている状態でもレーシーな雰囲気を感じさせるようにした点がスタイリングのポイントだとか。

またエキゾーストパイプをエンジン前方に取り回し、マフラーを覆うカウルをシャープな造形にすることで、猛獣が雄叫びを上げているかのようなイメージにしたとのこと。完全にこのままで市販することは難しいだろうが、ぜひともこのスタイリッシュさは保持してほしいところだ。

《古庄 速人》

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