川崎汽船は、完成車輸送での価格カルテルで課徴金を課せられるのに備え、2013年4-12月期決算で57億2100万円の特別損失を計上すると発表した。
同社は完成車輸送で価格カルテルに関与していたとして、公正取引委員会から事前通知書を受領した。課徴金納付に伴う損失に備え、今期決算で独占禁止法関連損失引当繰入額57億2100万円を特別損失に計上する。
通期業績に与える影響については現在精査中としている。
完成車輸送に関する価格カルテルでは、日本郵船も今期の決算で、課徴金納付に備えて135億円を特別損失に計上する。