JR東日本、大船渡線に運行情報提供システムを導入…1月14日から

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「トレインロケーションシステム」の表示イメージ。列車の位置や遅延時間などが表示される。
  • 「トレインロケーションシステム」の表示イメージ。列車の位置や遅延時間などが表示される。
  • スマートフォンや携帯電話でもリアルタイムに運行情報を確認できるようにする。

JR東日本盛岡支社は1月6日、大船渡線に「トレインロケーションシステム」を導入すると発表した。バスのロケーションシステムに相当するリアルタイム運行情報提供システムで、1月14日の始発列車から運用を開始する。

大船渡線の一ノ関(岩手県一関市)~気仙沼(宮城県気仙沼市)~盛(岩手県大船渡市)間105.7kmのうち、一ノ関~気仙沼間62.0kmの各駅にテレビモニターを設置。列車の運行状況をリアルタイムに表示する。スマートフォンや携帯電話などからも、QRコードから専用ページにアクセスすることで運行状況を確認できるようにする。

気仙沼~盛間は東日本大震災の影響で運休が続いており、現在はバス高速輸送システム(BRT)による代行輸送を実施中。こちらも一部の駅にバスのロケーションシステムが導入されている。

《草町義和》

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