MotoGP第17戦・日本GPの決勝が10月27日、ツインリンクもてぎで開催され、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が今季7勝目。年間チャンピオン決定は最終戦・バレンシアGPに持ち越された。
日本GPは、レースウイークの初日と2日目に雨が降ったため、決勝日の朝のウォームアップ・セッションが初めてのドライ・コンディションとなった。
快晴に恵まれた決勝でポール発進のロレンソは、ホールショットを奪うとそのままリード。しばらくは、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサのホンダ勢がコンマ数秒差で後ろにつく接近戦の様相。しかしロレンソは終盤にはいると、マルケスらとの差を少しずつ拡大。17周目頃には2秒近い差がつく。
しかし20周目を超えた頃に周回遅れが絡み、その差は約1.3秒に縮まるも、ラスト数周のところで再びリードを広げ3秒以上の差をつけてゴール。自己通算51回目の勝利を挙げた。
ロレンソはこの勝利により、チャンピオンシップのライバル、マルケスとの差を5ポイント短縮。13ポイント差を追って、最終戦のバレンシアGPに臨むこととなった。
■MotoGP 第17戦(ツインリンクもてぎ)
1位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:マルク・マルケス(ホンダ)
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
4位:アルバロ・バウティスタ(ホンダ)
5位:ステファン・ブラドル(ホンダ)
6位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
■ポイントスタンディング
1位:マルク・マルケス(ホンダ)318P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)305P
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)280P
4位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)224P
5位:カル・クラッチロー(ヤマハ)188P
6位:アルバロ・バウティスタ(ホンダ)160P