トヨタ自動車の米国子会社、TEMA(トヨタモーター・エンジニアリング&マニュファクチャリング・ノースアメリカ)の一部門、TTC(トヨタ・テクニカル・センター)は、米国ミシガン州の開発施設に、2800万ドル以上を投資すると発表した。
今回の投資は、ミシガン州南東部のアナーバーにあるパワートレインの研究開発2施設に対して、実施するもの。投資によって施設を拡充し、研究開発の促進を図る。
これにより、次世代のエンジンやオートマチックトランスミッションなど、パワートレインの開発能力を引き上げる。このパワートレインは将来、現地生産車に搭載される予定。
トヨタはこの1年半で、北米の生産拠点に総額およそ20億ドルを投資。4000名以上の追加雇用を創出した。
TEMAの永田 理 社長は、「研究開発施設の拡大は、地元の協力が生んだ素晴らしいチームワークによるもの」とコメントしている。