トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は8月28日、新型『カムリ ハイブリッド』をインドで発売した。インド初の現地生産ハイブリッド車となる。
カムリは2002年、インド市場へ投入。2012年には、TKMはガソリンエンジン搭載の新型カムリのインド現地生産を開始した。新型カムリ ハイブリッドの現地生産は、これに続く形。
新型カムリ ハイブリッドを組み立てるのは、インド南部のカルナータカ州の州都、バンガロール近郊のビダーディ工場。インドが世界で9番目に、カムリ ハイブリッドを生産する国となる。
インド向けの新型カムリ ハイブリッドは、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたシステムを搭載。トータル出力は205psを引き出す。インドでの燃費は19.16km/リットルと、クラス最高水準。CO2排出量は122.8g/km。
TKMのサンディープ・シンCOOは、「新型カムリ ハイブリッドは、高級セダンとハイブリッド技術の理想的な組み合わせ。非常に競争力のある価格で発売した」と述べている。