トヨタ自動車が2013年6月、米国で発表した北米向け新型『カローラ』(日本仕様とは異なる)。同車の米国価格が公表された。
これは8月27日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。同社は、「新型カローラの米国ベース価格を、1万6800ドル(約164万円)に設定する」と発表している。
この価格は、入門グレードの「L」の6速MT車に適用。Lグレードは、2ZR-FE型1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は132ps/6000rpm、最大トルクは17.7kgm/4400rpmを引き出す。
このベース価格は、先代の1万6230ドルに対して、570ドル(約5万5500円)の値上げ。それでも、米国で競合するホンダ『シビック』(4ドアセダン)の米国ベース価格、1万8165ドル(約177万円)と比較して、新型カローラは1365ドル(約13万円)安い。
すでに北米向けの新型カローラは、米国ミシシッピ州のTMMMS(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ミシシッピ)で生産を開始。新型は北米では11世代目。「アイコニック・ダイナミズム」をコンセプトに掲げ、若い顧客へのアピールを強化するために、エキサイティングかつインパクトの強いデザインを採用している。