西武、相直開始で運賃収入が増加…2013年度4~6月期連結決算

鉄道 企業動向

西武ホールディングスが発表した2013年度第1四半期(4~6月期)の連結決算は、経常利益が前年同期比9.4%増の96億7700万円で増益だった。

売上高は4.0%減の1104億4800万円で減収。不動産業が大幅な減収となったほか、都市交通・沿線事業と建設事業も低迷した。

鉄道事業は、東京急行電鉄(東急)東横線や横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始の効果などがあり、旅客輸送人員が0.7%、旅客運賃収入が0.6%、それぞれ増加した。バス事業は路線バスを中心に好調に推移し、沿線レジャー事業も順調だった。

その一方、車両使用料の単価見直しなどがあったため、都市交通・沿線事業全体の営業収益は2.7%減の389億6400万円、営業利益は電気動力費の増加などの影響で4.2%減の66億800万円だった。

全体の営業利益は0.2%増の114億2200万円となった。当期純利益は16.6%増の53億7700万円。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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