WRCは8月1日、ラリーフィンランドの第1レグの6ステージが終了した後、フォード・フィエスタRSを運転するベルギー人ドライバーのティエリー・ヌービルが、僅差でトップの座を占めたことを発表した。
ヌービルは異常に荒れて滑りやすいコンディションでトラブルを避け続け、2番手のセバスチャン・オジエから5秒2のアドバンテージを得た。
フォルクスワーゲンのオジエとヤリ‐マティ・ラトバラの第1レグでの対決は、ラトバラが彼のポロRのサスペンションを岩に当てて損傷したことで状況は大きく変化した。
ラトバラは損傷した車で次の2ステージを運転したが、結局はリタイアすることとなった。
ヌービルは第2ステージで最速タイムを記録し、シトロエンのエースであるミッコ・ヒルボネンとのトップ争いに加わり、第5ステージで強い雨の影響を受けたヒルボネンが問題を抱えた時に、トップに踊り出た。
「今日は良い日だった。僕は大きなリスクを犯さず、利口に運転したと思う。雨の中のステージで、僕は幾つかの場所でスローダウンして、自分のペースを良く管理した」とヌービルは語った。
ラリーフィンランド、第1レグの結果
1. ティエリー・ヌービル(フォード)
2. セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)
3. マッズ・オストベルグ(フォード)
4. ミッコ・ヒルボネン(シトロエン)
5. ユホ・ハンニネン(フォード)
6. クリス・ミーケ(シトロエン)
7. エフゲニー・ノビコフ(フォード)
8. アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)
9. ヤルコ・ニカラ(MINI)
10. マーティン・プロコップ(フォード)