カンボジアで不発地雷が爆発、親子3人が死亡

ウドーミエンチェイ州で火曜日、男性が運転していた牛車が埋められていた2つの地雷を踏み、運転手の男性と2人の子供が亡くなる惨事が起こった。

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現地紙「Phnom Penh Post」によると、ウドーミエンチェイ州で、男性が運転していた牛車が埋められていた2つの地雷を踏み、運転手の男性と2人の子供が亡くなる惨事が起こった。

El Bol さん(45)は、13歳の息子と12歳の娘とともに牛車に乗っていた。「森を立ち去る時に始まった集中豪雨が、土に埋もれていた不発地雷を顕わにし、牛車の重みを感知しやすくした。」と、トラパン・プラサット地区警察のKeo Tan署長は説明した。

爆発は7月30日の午後1時半ごろ(現地時間)、クメール・ルージュの元基地からわずか1kmにある、オブスバイコミューンの森で起き、「爆発のあと駆けつけた警察は事故現場で、水牛と3人の死体を発見した。周囲は、牛車と木々の破片が散乱していた。」と、Tan署長は当時の状況を述べた。

警察の調べによると、現場には2つの地雷の信管が積み重なっており、十分に人体へダメージを与えらる、巧妙な仕組みの地雷本体も発見された。

3人が乗っていた牛車には、新しい家を建てるための資材が積まれていた。

《黒間 雅人》

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