京浜急行電鉄(京急)は7月30日、本線の梅屋敷駅(東京都大田区)で「副駅名称」の導入が決まったと発表した。命名権の販売によるもので、18日から駅名標に「東邦大学前」の表記が入れられている。
京急が副駅名称を導入したのは今回が初めて。同社によると「当該施設の最寄り駅が分かりやすくなる」などの利点があるとし、今後も羽田空港国際線ターミナル駅など一部を駅を除く66駅で副駅名称の販売を続けていくとしている。
副駅名称の販売枠は1駅1広告主で、掲出期間は1期1年間。広告主は「掲出する駅を最寄り駅とし、知名度格式を備えた法人、公共性の高い施設」に限り、法人名や施設名のみ受け入れる。車掌による車内放送や停車駅案内図への表記は行わない。