日本自動車工業会が発表した2013年上半期(1-6月)の自動車輸出実績は、前年同期比7.7%減の229万5284台となり、2年ぶりのマイナスとなった。
輸出のうち乗用車が同8.8%減の199万4390台、トラックは3.2%減の23万3013台と、いずれも2年ぶりのマイナス。バスは11.1%増の6万7881台で2年連続のプラスとなった。
地域別では、中近東やアフリカは好調だったが、主要市場の北米が同7.3%減の90万2664台、欧州が同18.5%減の35万8036台、アジアが同13.7%減の26万5708台そろって不振だった。
メーカー別ではマツダが同16.9%増の38万1719台、富士重が同13.7%増の21万6563台と、大きく数字を伸ばしたが、そのほかのメーカーはすべてマイナスだった。
輸出金額は車両分が524億6246万ドル(約5兆1565億円)、部品分が208億3307万ドル(約2兆0476億円)で総額が732億9553万ドル(約7兆2401億円)で前年同期と比べて11.6%減となった。