【ロータス エキシージS 発表】ユーザービリティ向上を追求

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ロータス『エキシージS』の開発目標のひとつに、ユーザービリティの高さがあるという。

ロータス・カーズテストデベロップメントチーフエンジニアのマシュー・ベッカー氏は、「エキシージのコアは、機敏、レスポンスの良さ、グリップ力があり、サーキットでも速いこと」と述べ、コア部分を新型ではさらに向上させた。

さらに、「先代エキシージはサーキットで使うようシーンが中心でしたが、新型はもう少しエキシージに乗ることが出来るシチュエーションを増やすことも重要でした」とし、幅広い人たちにも運転が可能な、ユーザービリティの高いクルマにすることが大きな開発テーマだったことを話す。

「先代エキシージはタイヤがサーキット用だったこともあり、購入に抵抗を感じたユーザーも多かったのです。そこで今回はオールラウンドのタイヤ(ピレリP-Zeroコルサ)も選択できるようにし、より幅広いユーザーにアピールします」と説明する。

マシューさんは、ユーザービリティの向上はユーザーなどからの要望以上に、自分たちの意見を重視したという。「自分たちが実際に使ってみて、ユーザービリティの点で制限をしてしまっていると考え、もっとオールラウンドに使えるようにしようと。そこで、電子制御デバイスを多用し、コントロール性の高いクルマに仕上げました」と語り、「売るからには責任をもって皆が乗れるようにしたかったということです」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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