【メルセデスベンツ CLA 発売】使命は新規ユーザー開拓

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メルセデス・ベンツ CLAクラス
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メルセデス・ベンツ日本から発売された『CLA』は、新規ユーザーをターゲットにおいている。

「これまでのメルセデスはおじさんが乗るクルマというイメージを持っていた30代から40代、50代の方々を狙っていきたい」と話すのは同社商品企画・マーケティング部商品企画3課の熊谷友貴さん。

ボディサイズが『Cクラス』とほぼ同一であることから、「車格的にはCクラスあたりが良かったが、セダンは自分のキャラじゃないと思っていた方にも勧められるデザインだと思います」と熊谷さん。

デザインが良くても価格が高くては手が届かない。「デザインと価格は、全て大胆に革命的に設定しました」と335万円からの価格により、既存だけではなく、新規顧客開拓につながると期待する。

具体的には「メルセデスで300万円台のクルマがあることを知らない方や、車格や値段から、初めての輸入車という方にもアプローチできるでしょう」。競合輸入車の場合は、「競合他社のスポーティでスタイリッシュなデザインが好みだった方にも、CLAクラスを見てもらえれば、メルセデスにも同じようなテイストのクルマがあると発見してもらいたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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