ベントレー、英国工場に8億ポンド投資…新型SUVの開発・生産準備

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ベントレーのSUVコンセプト、EXP 9 F(ジュネーブモーターショー12)
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英国の高級車メーカー、ベントレーは7月23日、英国クルーの本社工場に8億ポンド(約1225億円)以上を投資すると発表した。

今回の投資は、主に新型SUVの開発&生産に向けた準備が目的。ベントレーは2016年、新型SUVを発売する予定。2012年3月、ジュネーブモーターショー12で初公開されたコンセプトカー、『EXP 9 F』のモチーフを市販車に反映させる。

8億ポンドの投資は、今後3年間で実施。英国クルーの本社工場では、この投資を新型SUVの開発や生産のための準備に充当する。さらに、将来、追加する予定の新型車の開発にも投入する。

今回の投資によって、英国内では1000名以上の雇用が見込まれる。英国技能省のヴィンス・ケーブル大臣は、「大手自動車メーカーの英国に対するコミットメントを歓迎する。ベントレーのような世界クラス企業が、雇用を創出し、輸出が促進される」とコメント。

ベントレーの属するフォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「英国は競争力ある生産拠点。世界中のベントレーのファンがSUVを待望している」と述べた。

《森脇稔》

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