7月24日に発売されたメルセデスベンツ『CLAクラス』。同社の数あるラインナップに新しいレンジが加わった。
代表取締役副社長のマーク・ボデルケ氏はCLA投入の理由について「ブランドとしての成長を考える上で重要なのは、新しい客層に訴えること。これまでメルセデスに乗ったことのない方の興味を惹くためには、全く新しいモデルが必要だと感じた」と語った。
「快適性と俊敏性は本来相反するものだが、我々はそれらを絶妙なバランスで共存させることに成功した」とし、国内メーカーのダウンサイジング化とは一線を画す戦略を取っていくという。
ライバルについては「強いて言うならBMWの1シリーズクーペだが、CLAは4ドア、ヘッドレスト一体型スポーツシート等、セダンのDNDを受け継いだ居住性と実用性が担保されている点が特徴。価格を抑え、30・40代の比較的若い層をターゲットとするため、我が社のCクラスとの棲み分けも可能だ」とした。
また「8月下旬にはメルセデスベンツ・コネクションでの展示が始まる予定。その際は店内をライトアップする。プラネタリウムのような演出になるので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話した。