ルノー日産アライアンスは7月23日、EVの世界累計販売台数が10万台に到達したと発表した。
日産自動車は2010年12月、同社初の市販EVとして、『リーフ』を日米市場で発売。その後、世界市場へ販売エリアを拡大した。累計10万台は、リーフ発売から2年半で到達した記録。
また、ルノーは2011年後半、『カングー』をベースにしたEV、『カングー Z.E.』を欧州で発売。その後、『フルーエンスZ.E.』や『トゥイジー』、『ゾエ』と、車種ラインナップを増やしている。
ルノー日産アライアンスの記念すべき10万台目のEVは、日産リーフ。米国の大学院生、アリソン・ハワードさんに納車された。彼女は、ジョージア州アトランタのケネソー州立大学への通学に、リーフを使用。「リーフの走りは完璧。とても格好良くて、大好き。全てを電気でまかない、ガソリンにお金を使わなくて良いというのは、学生として助かります」とコメント。
累計10万台のEVの内訳は、リーフが最多で約7万1000台。以下、ルノーのトゥイジーが約1万1000台、ゾエが約5000台など。日産リーフの最大市場は米国で、累計約3万台を販売。日本では約2万8000台、欧州では約1万2000台を売り上げている。