【ホンダ CTX 発表】宮崎開発副責任者「安定感あるハンドリングと低シート高を実現」

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ホンダ CTX  シリーズ
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  • 本田技術研究所・宮崎英敏主任研究員
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ホンダが7月9日に発表した新型クルーザーモデル『CTX』シリーズの開発副責任者を務める本田技術研究所の宮崎英敏主任研究員は「『NC700』シリーズをベースとしながらも、クルーザーとして必要な安定感あるハンドリングと低シート高を実現した」と語る。

宮崎氏は「『NC700S』の基本寸法を使いながら、リアサスペンションの位置を20mmローダウンした。その効果としてホイールベースが5mm伸びた。さらに重心位置も約10mm下げた。基本骨格、足回りをNCシリーズと同じにしながらも、狙いのディメンジョンを実現した」と解説する。

さらに「クルーザーというとどうしても直線番長的なイメージになるが、CTXはクルーザーとしての安心感に加えて軽快なハンドリングを持ち合わせているので、ワインディングでもしっかりとしている」とも強調。

また「CTXはメインフレームもNC700と共通としながらも、シートレールを専用設計とし、リアサス20mmローダウンと合わせてシート高720mmを実現した。開発スタート時のシート高目標は700mm以下だったが、ロングツーリングでお客様にお尻の痛みを強いるよりは、車体を支えやすい高さ、快適なシートのクッション圧を確保することを優先し720mmとした」という。

「ハンドルはクルーザーの定番のプルバックではなく、ゆったりとしたアップライトなグリップの位置に肘、腕の周りに余裕のあるハンドル角度とすることで、渋滞した街での取り回しから、高速道路を使った郊外へのツーリング、ワインディングでのファンライドなど様々な状況で快適に走行できるように設定した」と話した。

《小松哲也》

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