ホンダ・インディ・トロントのダブルヘッダーを制し、ポコノを含めて3連勝を果たしたスコット・ディクソンがインタビューに答えた。
スコット・ディクソンは日曜日の勝利でキャリア32勝目を記録し、現在のインディカードライバー中のトップの勝数となった。
そしてこの3連勝はマリオ・アンドレッティの持つ8日間に3連勝をした記録と同じもので、この上を行くのはアル・アンサー成し遂げたが8日間で4勝という最高記録だ。
「できれば僕達はこの調子を続けて行きたいね」とディクソンは語る。8月4日にミッド‐オハイオ・スポーツ・カー・コースで行われる次のレースでは、彼はこの2.258マイルのロードコースで4勝しており、直近の過去2年連続で勝利している。
「エリオは事故やメカニカルなトラブルにも巻き込まれず、結構ストレスの無い年を過ごしている。そしてライアン・ハンター=レイは、この週末に彼を見る度に、騒々しい騒ぎの中にいた。週末を越して、彼は多くのポイントを失った」
「僕はこれがタフな戦いになると思っている。幾つかのトラックではシボレーが有利だが、その他の幾つかでは我々にアドバンテージがあると思う」とディクソンは語った。
ディクソンは1日目のレースを2位のセバスチャン・ブルデーに1.7秒差をつけて勝利し、2日目のレースではコーションの間にチェッカーフラッグを得てトロントをスウィープし、10万ドルのSONAXパーフェクト・フィニッシュ賞を獲得した。
ディクソンの通算32勝は、ダリオ・フランキッティとブルデー、そしてポール・トレーシーを抜いて総合リストで単独7位となった。
「僕は12年間過ごしたこのチームで、31勝できてとても幸運だった。エリオと僕がおそらく1つのチームで最も長いアクティブ・ドライバーだと思う。そしてそれは僕達の勝利と、僕達が一緒にした達成に大きな意味を持つと思う。僕はそれらの幾つかがインディ500での勝利で、後少しのチャンピオンシップがあれば良かったと思うけどね」とディクソンは付け加えた。