マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは7月12日、新型『マツダ3』(日本名:新型『アクセラ』)の4ドアセダンの概要を明らかにした。
新型アクセラに関しては6月26日、米国ニューヨークで5ドアハッチバックを初公開。これに続いて、今度は4ドアセダンが公式発表されている。
4ドアセダンも5ドアハッチバック同様、魂動デザインを採用した躍動感のあるフォルムが特徴。短いトランクリッドも、スポーティな雰囲気を生み出す効果を発揮する。また、空気抵抗を示すCd値は0.258。これは、新型の5ドアハッチバックの0.275を凌ぐ数値。
ボディサイズは、全長4580×全幅1795×全高1450mm、ホイールベース2700mm。5ドアハッチバックに対しては、全長が120mm長い以外は共通サイズ。現行アクセラのセダン(全長4580×全幅1755×全高1465mm、ホイールベース2640mm)と比較すると、新型は、全長は変わっていないが、40mmワイドで、15mm背が低い。ホイールベースは60mm伸びた。
新型アクセラの4ドアセダンは、5ドアハッチバックと同じく、SKYACTIVテクノロジーを全面採用。欧州市場で主力となりそうなディーゼルは、排気量2191ccの直列4気筒直噴ターボ。最大出力は150ps/4500rpm、最大トルクは38.7kgm/1800rpmを発生する。6速MTの場合、欧州複合モード燃費は24.4km/リットル、CO2排出量は107g/kmと、優れた環境性能を実現している。