BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」から、第一号車として市販される『i3』。同車の最終プロトタイプの画像が公開された。
これは7月10日、BMWが公式サイトで明らかにしたもの。7月29日にワールドプレミアされるi3の市販モデルに関して、車体に擬装が少ない最終プロトタイプ車の画像を配信している。
BMWは同時に、i3の市販モデルのスペックも公表。コンセプトカーの『i3コンセプト』に対して、若干進化した。
i3の市販モデルは最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを発生するモーターを採用。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動する。前後重量バランスは50対50と理想的。
動力性能は、0-100km/h加速が7.2秒。最高速はリミッターにより、150km/hに制限される。二次電池は、蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160kmを走行可能。充電は約8時間で、急速チャージャーを使えば80%の容量を約30分で充電できる。
また、ボディサイズは全長3999mm、ホイールベース2570mm。車両重量は、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)などの軽量素材により、1195kgに抑えられた。