JR西日本と近畿日本鉄道(近鉄)、京阪電気鉄道、南海電気鉄道、大阪水上バスの5社は7月5日、「夏の関西1デイパス」を発売すると発表した。JR線のフリー切符に私鉄線などの割引切符引換券が付く。
JR線は関西圏の普通列車普通車自由席が1日乗り降り自由。大阪水上バス「アクアライナー」(大阪城・中之島めぐり)も切符を提示すれば自由に乗り降りできる。特急列車などは特急券などを別途購入すれば利用できるが、新幹線は利用できない。これに「赤目四十八滝チケット」「宇治・伏見・八幡チケット」「高野山チケット」のいずれか一つに引き換えることができる引換券が付く。
「赤目」は近鉄線の鶴橋・京都~赤目口間の往復乗車券と、三重交通バスの赤目口駅前~赤目滝間の往復乗車券などがセットになったもの。「宇治・伏見・八幡」は京阪電鉄の京橋~八幡市間、東福寺~丹波橋間の往復に、八幡市~丹波橋間と中書島~宇治間、八幡市~男山山上間の1日フリー切符がセットになっている。「高野山」は南海電鉄の新今宮~高野山間の往復乗車券と、南海りんかいバス高野山内1日フリー切符がセットになっている。
7月10日から9月1日まで、JR西日本の主な駅のみどり窓口などで発売する。発売額は大人3500円、子供1800円。利用可能期間は7月13日から9月1日まで。